よこのじ(@yokonoji_work)です。
WordPressでWebサイトを開設するのは簡単ですが、自分でhtmlコードを記述したWebサイトをいざ公開しようとすると戸惑ってしまうのではないでしょうか?今回は、さくらインターネットのレンタルサーバーにFTPソフトを使ってWebサイトを公開する手順を紹介します。
FTPソフトとは?
FTP(File Transfer Protocol)は、htmlファイルや画像などのデータをサーバーに転送するための仕組みです。FTPソフトを介して、クライアント(パソコン)とサーバー間のデータの転送を行います。
利用するFTPソフト
FFFTPという定番のソフトを利用します。その他のソフトもありますが、定番のFFFTPを利用しておけば困ったときの情報収集も簡単に行えます。
FFFTPは2011年に作者による開発が終了していますが、現在も有志によりオープンソースで開発が続けられています。
ダウンロードはこちらで行えます。
https://ja.osdn.net/projects/ffftp/
Webサイト公開の手順
Webサイト公開までのおおまかな手順はこのようになります。
- 独自ドメインの設定
- FTPソフトの設定
- ファイルの転送
独自ドメインの設定
さくらのレンタルサーバーに登録したとき、「[さくらのレンタルサーバ] 仮登録完了のお知らせ」というタイトルでメールが届いているかと思います。このメールに記載されているFTPサーバ名が初期ドメインとして与えられたものになります。
- FTPサーバ名 : ●●●.sakura.ne.jp
- FTPアカウント :
- FTP初期フォルダ :
- サーバパスワード:
初期ドメイン以外のドメインでWebサイトを公開する場合は、ドメインの設定を行う必要があります。
独自ドメインを利用する場合
さくらのサブドメインを利用する場合
【サブドメイン設定】さくらインターネットのサブドメインを利用
FTPソフトの設定
次に、先ほどダウンロードしたFFFTPの設定を行います。
こちらを参考に設定を行ってください。
FFFTPを利用する
ホスト名(アドレス)の箇所には、独自ドメインを入力します。設定の変更はメニューの接続 > ホストの設定 より行えます。
ファイルの転送
今回は、私が作成した情報収集のためのサイト「まとめとまとめ」を見本に公開手順を説明していきます。
アップロード自体は簡単です。
画面左側がローカルファイルで、右側がサーバー側のファイルになります。ローカルファイルを選択して、青の上矢印を押すだけです。
ここでは、wprootというWordPressのフォルダが既にありますので、「まとめとまとめ」のためのmatometomatomeというフォルダをつくってアップロードしています。
matometomatomeフォルダの中身は、このようにhtmlファイルやcss、画像、jsフォルダがある構成になっています。
このフォルダをアップロードできたら、公開まであと一歩です。最後に、独自ドメインとアップロードしたフォルダを紐づけます。
さくらのレンタルサーバコントロールパネルから設定画面に進みます。
https://secure.sakura.ad.jp/rscontrol/
メニューのドメイン設定 > ドメイン/SSL設定より、該当ドメインの変更を押します。
変更画面の指定フォルダにアップロードしたフォルダ名を指定します。
これにより、ドメインにアクセスすると指定したフォルダ内のhtmlファイルなどを表示することになります。これでWebサイトの公開は完了です。
独自ドメインにアクセスして、サイトが表示されることを確認してみてください。
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