よこのじ(@yokonoji_work)です。
Windows10の環境にてnpmのインストールを行いました。今回はその手順を記しておきます。
npmのインストールと設定
npmはJavaScriptのパッケージを管理するためのツールです。インストールするパッケージが依存するパッケージも合わせてインストールしてくれます。パッケージとはライブラリの集合体です。
npmはNode.jsをインストールすると一緒にインストールされるので、Node.jsをダウンロードします。今回は推奨版にてインストールを行いました。
インストールは、設定変更なく次へで進めばOKです。インストール後、次のコマンドでバージョン確認できればインストール完了です。
npm --version > 6.4.1
試しにExpressをインストールしてみましょう。ExpressはWebアプリケーション開発のフレームワークです。
まず、適当な場所にプロジェクトフォルダを作成して、コマンド「cd [ディレクトリ名]」で該当のフォルダに移動します。
cd Sample
プロジェクトフォルダの初期化をするために次のコマンドを入力します。package nameという表示があり、何度かエンターキーを押すと「Is this OK? (yes)」と表示されます。ここでエンターキーを押すと初期化完了です。
npm init > This utility will walk you through creating a package.json file. > It only covers the most common items, and tries to guess sensible defaults. > See `npm help json` for definitive documentation on these fields > and exactly what they do. > Use `npm install ` afterwards to install a package and > save it as a dependency in the package.json file. > Press ^C at any time to quit. > package name: (sample)
初期化が完了したら、該当フォルダに「package.json」が追加されています。これでインストールの準備は整いましたので、次のコマンドでExpressをインストールします。
npm install express
インストールできたら、次のコマンドを入力するとインストール済みのパッケージリストを確認できます。
npm list
パス(PATH)の設定
インストールできたら、PATH(パス)を確認しておきましょう。
npm bin > ~\Sample\node_modules\.bin
コマンド実行で表示されたフォルダにパッケージがインストールされます。グローバルなパッケージインストール先のパスを確認する場合は-gを付けます。
npm bin -g > C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\npm
パスの設定を変更する場合は、Windowsの設定から行います。Windowsのマークで右クリックするとWindowsの設定画面に行くことができます。
この画面で環境変数で検索すると、「環境変数を編集」に進むことができます。初期状態から変更しなくても利用はできますが、変更が必要な場合はユーザー環境変数のPathでパスを編集することが可能です。
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